君のように生きれたら、君のように過ごせたら、素敵さ

あと10時間で面接がある。

何も準備していないから、徹夜で受け答えを考える。

魅力的な企業はほとんどなかったが、紹介された求人なので断れずに、結局受けることにした。

転職エージェントに、「高学歴だが技術力のない社会人2年目」と記号化されて扱われるのが嫌だった。

僕のやりたい事や、希望がうまく伝わらなかったのか、技術者としての仕事はなくて、今の会社よりも待遇の悪い求人ばかり紹介された。
正直、乗り気じゃない。


本当は、何も考えずに生きたいのだが、パートナーができてから、交わしたはずのない約束に縛られている。

壮絶な環境で強く生きてきた彼女は、きっと自分にかけている。


過去に執着して、「高校や大学の友人たちのように生きれたら」と思ってしまう。だから、転職で挽回しようとする。

人は他人の欲望を模倣する。
転職が自己目的化して、自分でも何をしているのか分からない。

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