君のように生きれたら、君のように過ごせたら、素敵さ

あと10時間で面接がある。

何も準備していないから、徹夜で受け答えを考える。

魅力的な企業はほとんどなかったが、紹介された求人なので断れずに、結局受けることにした。

転職エージェントに、「高学歴だが技術力のない社会人2年目」と記号化されて扱われるのが嫌だった。

僕のやりたい事や、希望がうまく伝わらなかったのか、技術者としての仕事はなくて、今の会社よりも待遇の悪い求人ばかり紹介された。
正直、乗り気じゃない。


本当は、何も考えずに生きたいのだが、パートナーができてから、交わしたはずのない約束に縛られている。

壮絶な環境で強く生きてきた彼女は、きっと自分にかけている。


過去に執着して、「高校や大学の友人たちのように生きれたら」と思ってしまう。だから、転職で挽回しようとする。

人は他人の欲望を模倣する。
転職が自己目的化して、自分でも何をしているのか分からない。

不愉快なGWが終わる

社会人になって2度目のGWが終わる。
有給で連休の間を埋めて、2週間連続4連休を取った。
前半は帰省して、後半は寮で半日寝て過ごした。

時間は存分にあったので十分に休息をとれたのだが、不愉快なことも多かった。

ひたすらに愚痴を書いていく。

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地方準公務員・新卒一年目の生活について

近年、東京一極集中を是正するために、地方移住や地方での就職を推奨する取り組みが行われているが、首都圏と地方の生活水準には明らかな隔たりがある。

たとえば、世帯当たりの月間平均支出は私の住む地方よりも東京の方が4万円高く、平均可処分所得は私の住む地方よりも東京の方が約30万円高い。 東京と地方の仕事の給与・待遇の差は非常に大きく、地方の生活コストの低さという魅力は案外弱い。

 

私はそれを分かったうえで、地元に就職した。 就職を目前に、地方の産業基盤を支える仕事に「私がやらねば誰がやるのか」という自己陶酔した使命感を抱いていた時期もある。

今となってはその思いも冷めてしまった。 そんな地方準公務員勤務一年目のリアルをつづる。

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『82年生まれ、キム・ジヨン』と女子枠制度

この記事は昨年の秋の日記だ。

就活のすべてをバカにしてきた集大成として、将来を投げやりに決めた。 同じく飄々としていた学友たちはちゃっかり社会的ステータスの高い会社に入社していく。

結局、思想や哲学はDNAのようなものらしい。

当時、積読していた『82年生まれ、キム・ジヨン』を読んだこともあって、女子枠制度(大学入試で女子を過度に優遇する制度)への学友たちの頭ごなしな批判への批判の日記。

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ブログを始める

自分の幼少期はパソコン少年で、ネットで見つけた色々なブログを読むのが好きだった。

中学生になると、YoutubeやSNS、オンラインゲームが台頭して、誰もが厖大な面白いコンテンツに簡単にたどり着けるし、発信できるようになった。

インターネットを好きな友人たちにも出会えた。 変な奴ばっかだったけど。

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